2010/12/31
今年初めに立てた「60本の映画を観る」と言う目標は、忙しい中余裕で達成することが出来た。そこで2010年に鑑賞した映画の総評をしてみたいと思う。結局下記の洋画46本、邦画34本の計80本を観た。(観た順番に列記する) なかなか洋画にいい作品が多かったように思う。
1『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官』2『今度は愛妻家』3『サヨナライツカ』4『オーシャンズ』5『母なる証明』6『ゴールデンスランバー』7 『インビクタス/負けざる者たち』8『千年の祈り』9『ジュリー&ジュリア』10『アバター 3D<日本語吹替版>』11『おとうと』12『人間失格』13『恋するベーカリー』14『チェイサー』15『キャラメル』16『ライアーゲーム ザ・ファ イナルステージ』17『牛の鈴音』18『バグダット・カフェ』19『噂のモーガン夫妻』20『シャーロック・ホームズ』21『板尾創路の脱獄王』 22 『ボーイズ・オン・ザ・ラン』23『第9地区』24『(500日)のサマー』25『パレード』26『やさしい嘘と贈り物』27『シャッター アイランド』28『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』29『マイレージ、マイライフ』30『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』31『フィリップ、きみを愛してる!』32 『スイートリトルライズ』33『グリーン・ゾーン』34『運命のボタン』35『ハート・ロッカー』36『パリより愛をこめて』37『プレシャス』 38『RAILWAYS』39『告白』40『アウトレイジ』41『孤高のメス』42『クロッシング』43『月に囚われた男』44『アイアンマン2』 45『半分の月がのぼる空』46『オーケストラ』47『プレデターズ』48『インセプション』49『小さな命が呼ぶ時』50『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』51 『ちょんまげぷりん』52『ソルト』53『BOX 袴田事件命とは』54『必死剣鳥刺し』55『キャタピラー』56『ハナミズキ』57『さんかく』58『パリ20区、僕たちのクラス』59『食べて、祈っ て、恋をして』60『悪人』61『ガールフレンド・エクスペリエンス』62『十三人の刺客』63『華麗なるアリバイ』64『ナイト&デイ』65 『エクスペ ンダブルス』66『死刑台のエレベーター』67『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』68『瞳の奥の秘密』69『ミックマック』70『ヤギと男と男と壁と』71『桜田門外ノ変』72『ゴースト もういちど抱きしめたい』73『行きずりの街』74『レオニー』75『SPACE BATTLESHIP ヤマト』76『キス&キル』77『彼女が消えた浜辺』78『乱暴と待機』79『バーレスク』80『最後の忠臣蔵』
厳選して観に行っているので、はっきり言っていい映画が多かった。さて順位をつけるのも何だが、自分なりに第1位から第10位まで決めてみた。
第10位 『ハナミズキ』
新垣結衣&生田斗真主演で、実はいい歳して純愛映画が好きなので楽しめました。個々の年齢にあった共感と感動が味わえる素晴らしい作品だったと思います。
第9位 『瞳の奥の秘密』
アカデミー賞最優秀外国語映画賞を本年度受賞した作品なので期待していたが、本線、伏線、色々と絡み合って、厚みのある、実に見応えのある作品に仕上がってました。映画の本当の面白さ、映画でしか描けないエンターテイメントな一本で、映画が好きな人には、たまらない作品ではないでしょうか?
第8位 『ミックマック』
2001年に公開されたフランス映画『アメリ』の監督ジャン=ピエール・ジュネの話題の最新作で、フランス映画はあまり好きではないが、フランス映画もやるじゃん!と感じた作品です。ストーリーがしっかりしていて、洗練されてて 色彩が美しくて、ファンタジーで、全編がジョークで、とても愉快な素晴らしい作品でした。
第7位 『最後の忠臣蔵』
TVドラマの名作「北の国から」シリーズの杉田成道が監督として映画化され、いわゆる史実の忠臣蔵とはかなり違う、後日談を描いた、大石内蔵助の隠し子を育て嫁がせる使命を負った男の話である。それにしても役所広司&佐藤浩市の奥深い男の友情、二人の重厚な演技は本当に素晴らしく、今年私にとって最高評価の時代劇である。
第6位 『オーケストラ』
破天荒で、情熱的な音楽映画で、民族の闘争など色々な問題も描かれており考えさせられる作品でした。ラストの12分のコンサートシーンで演奏される運命のチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が、凄く心にしみ込んで、ホロリとさせられ、幸せな気持ちになれました。 映画としての完成度が高く、間違いなく秀作です。
第5位 『告白』
2008年 週刊文春ミステリーベスト10で第1位、2009年 本屋大賞(全国書店員が選んだいちばん!売りたい本)を受賞した湊かなえの同名小説を、『下妻物語』『嫌われ松子の一生』『パコと魔法の絵本』の中島哲也 監督が映画化。少年犯罪をテーマに、幾つもの殺人が連鎖していくとても重苦しい作品。原作に忠実でストーリー展開も巧みで主演の松たか子のポーカーフェイスぶりはお見事で、作品としては本当に素晴らしかった。
第4位 『パリより愛をこめて』
『96時間』で好評を博したリュック・ベッソン プロデュース+ピエール・モレル監督のコンビによるパリを舞台にしたサスペンスアクション映画。昨年私が観た57本中第4位だった『96時間』もそうであったが、忘れていた娯楽映画の原点のような作品で楽しめました。私の中では高評価であったが、JCの後輩に勧めたところ、???の評価でした。 映画なんて自分の感性で楽しめたら、それでいいのである。
第3位 『悪人』
モントリオール世界映画祭で、深津絵里が最優秀女優賞を授賞した作品。監督は、『フラガール』の李相日。また、美術監督を種田陽平、音楽は久石譲と錚々たるメンバーがスタッフに名を連ねているだけあって素晴らしい作品でした。深津絵里だけではありません。主演の妻夫木聡はもちろん、樹木希林と柄本明と言う 両ベテランの相変わらずの熱演はさすがの一言。最後の最後まで考えさせられるストーリー展開など見所十分である。
第2位 『バーレスク』
クリスティーナ・アギレラのパワフルな抜群の歌唱力と歌声とダンスに圧倒され、シェールの貫禄ある雰囲気に惹きつけられ、スクリーンから目が離せない。ストーリーも分かりやすく、見応えのある作品になっていて、スカッとした気分になれました。
第1位 『インビクタス/負けざる者たち』
クイント・イーストウッド監督最新作で、スポーツアクションであり、史実伝記であり、感動の人間ドラマでもある。1995年に起きた実話の映画化で、アパルトヘイトの影響が色濃く残り問題山積の南アフリカで、黒人初の大統領となったネルソン・マンデラが、1995年のラグビー・ワールドカップを通して国民をまとめあげていき、人間の素晴らしさを教えてくれる感動的なストーリーでした。
番外編
あれだけヒットしたのだから『アバター』にだけは触れておきます。『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督、構想14年、製作に4年以上の歳月を費やした大作。『タイタニック』の興収記録を破り、全世界歴代第1位。第82回米アカデミー賞に最多9部門ノミネート。本題だが、ものすごくお金がかかっていそうなCGと3Dで作られた映像は見応え十分で素晴らしかったが、3Dメガネって、着け心地が悪いとかはさて置き、かけるとまず色が落ちて暗くなる。もしかして2Dの方が、色彩鮮やかできらびやかだったかもしれないね。ストーリーがちょっと雑じゃない? おもしろかったかと言えば?? 感動したかと言えば??? これだけ皆さんが絶賛されているので恐縮ですが・・・
私は、やはり映画はストーリーなんだよね。評価できない新しい世界を作り上げてる所に関しては本当に素晴らしい。
それから日本アカデミー賞は、松たか子主演の『告白』と深津絵里主演の『悪人』の一騎打ちだと思っていたが、今日観た『最後の忠臣蔵』も素晴らしい出来だったのでもしかしたら?? 私は映画としてより魅力があり完成度の高い『悪人』を推します。
来年も時間が許す限り、映画を観に行きたいと思っている。今年の80本は観過ぎであるので、目標は昨年同様一ヶ月5本ずつの計60本である。